どうも、こんにちは。
四季の中で一番苦手な季節が夏の織田です。
ジメジメして暑い・・・
でも、花火大会やBBQ、プールなど楽しみも多い季節でもあります。
アウトドアはできるだけ涼しい服で快適に過ごしたいですよね。
だからこそ、夏は特に素材や生地に拘りたいものです。
春夏の素材と言えば、まず王道の綿と、清涼感のある素材として知られる麻。
この二つの素材の日本での歴史を調べてみたら面白かったので、本日はその二つの素材を、MARKAWAREの洋服に沿ってご紹介したいと思います。
まずは《綿》から。
MARKAWARE / COMFORT-FIT TEE (ORGANIC PIMA COMPAT YARN 60/2 32G KNIT)
こちらのTシャツはオーガニックピマコットンを100%使用した高級生地を32Gという高密度で編み上げたアイテム。
また、通常の糸より格段に毛羽が少ないコンパクトヤーンを使用しているので、綺麗な光沢と素晴らしい肌触りを実現しています。
高級感があるので1枚でも、インナーとしてでも活躍する1枚となっています。
177cm 63kgでサイズ3を着用。
いきなりですが、今でこそ凄く身近な素材《綿》。
実は、江戸時代まで高級品でした。
木綿が初めて日本で栽培されたのは平安時代。
当時は思うように栽培が上手くいかず、綿布は輸入に頼っていた為、貴族の間でもとても貴重だったのです。
しかし、江戸時代になると急速に栽培が拡大することで、「百姓が着るものは苧麻か木綿であるべき」と言われる程に一般化していきます。
染色性に優れる綿が普及する事で、庶民にもお洒落が浸透していったと言われています。
それでは、江戸時代から綿が普及したとなると、それまで日本人がどんな素材の洋服を着ていたのか。
それは、《麻》です。
麻の歴史は古く、最初に麻が使われたのは、なんと今から、約13000年前の縄文時代なのです。
縄文時代って、縄文土器(縄で押しつけられた模様が特徴の土器)から、名づけられましたよね。
その、模様をつけた”縄”これこそが初めて日本で麻素材で作られた物なのです。
それから、麻は江戸時代まで人々の生活を衣服に留まらず支えていきました。
また、ケガレを祓う ものとして重宝されてきた麻は、今でも神社のしめ縄や相撲で横綱が締める綱などと古来の名残があります。
そんな麻の歴史を語ったところで、こちらのアイテムのご覧ください。
MARKAWARE / OPEN COLLAR SHIRT (HEMP SHIRTING)
こちらが麻素材のみで製作されたオープンカラーシャツでございます。
麻といっても、実は何十種類以上もあるのです。
衣服で主に使われるのはリネン、ラミー、ヘンプの3種類。
簡単に説明すると、麻の種類が違います。
それぞれ特徴をまとめてみました。
■亜麻(あま)…リネン 黄身がかった色合い 比較的しなやか
■苧麻(ちょま) … ラミー 青白く絹のような光沢 ハリ感が強い、肌への刺激が強い、清涼感がある
■大麻(たいま) … ヘンプ 黄金色 硬い、糸ネップやスラブが生じやすい
ご覧の通り、それぞれ質感や色も違います。
ヘンプ、ラミー、リネンとある中で、その中でもヘンプは最も地球環境負荷が少なく、また、どの部位をとってしても多様な機能性を秘めています。
人にも優しく、環境にも優しい素材に拘るMARKAWAREではオーガニックヘンプを採用しております。
また、リネンやラミー比べてヘンプはシャリ感も強く、風合いも非常に良いです。
見ているだけで涼しくなるような素材です。
175cm 70kgでサイズ2を着用。
これからの暑い夏でも快適に着用できる1枚になっています。
こちらは同素材でイージーパンツも展開されており、セットアップでの着用もお勧めでございます。
170cm 60kgで上下サイズ2を着用。
今回は綿と麻の歴史とその素材を使用したMARAKAWAREのアイテム2点をご紹介させて頂きました。
次回のブログをお楽しみに。
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